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製品・技術情報

磁気測定器磁気特性測定装置<BHカーブトレーサ/振動試料型磁力計>

磁石材料(ハード材)専用の磁化特性測定装置

磁気特性測定装置とは磁石の磁化特性を自動で測定するための装置です。残留磁束密度、保磁力、最大エネルギー積などを測定することができます。従来は直流方式でしたが、磁石材料の高性能化に伴い高磁場の発生が必要となり、パルス励磁方式のBHカーブトレーサも製品化されています。

測定項目:最大エネルギー積(BH MAX)、残留磁束密度(Br)、保磁力(HcB, HcJ)、飽和磁化Js、最大飽和磁束密度(Bs)、その他(Br/Bs、Hk、Hk/HcJ)

コンパクト・簡単操作で高いコストパフォーマンスを実現

直流式 6700BH

6700BH
  • ポールコイル方式で被測定物の形状制限が少ない
  • 従来型のジャケット(サーチ)コイル式の使用可能
  • パソコンとの対話方式で測定条件やデータのファイリングが可能
  • 測定データはCSV変換し、エクセル等のアプリケーションソフトで活用可能

パルス磁化方式。高保磁力磁石を高精度・短時間に測定可能

パルス式 PBH-1000

PBH-1000
  • 高磁場の発生可能
    :最大12T(特殊空芯コイルを使用)高磁界で完全飽和
  • 測定磁石に合わせた磁界強度の仕様が選択可能
    :フェライト系磁石から希土類焼結磁石まで対応可能
  • 高速測定:1分間に1回の測定が可能
  • 高性能:繰り返し精度±1%以下
  • 試料寸法に併せた設計製造が可能
    :標準試料寸法 φ10 L=7
  • 基本操作は6700BH同等の簡単操作
  • 温度可変式測定モデルをラインナップに追加
    :200℃までの温度設定可能

※ PBH-1000は日本電子材料工業会 標準規格マグネット技術委員会作成
    EMAS-7007「パルス磁界を用いた永久磁石測定方法」に準拠し
    製作しています。

PBH-1000

超電導コイルを利用し高保磁力磁石の磁化特性を自動測定

超電導コイル式 SBH-1000

SBH-1000〈超電導コイル式〉
SBH-1000〈超電導コイル式〉

  • 大型磁石φ30の測定が可能
  • 励磁磁界 : 6(T) 最大
  • 温度試験:200(℃)最大
他方法との優位性

①電磁石飽和
電磁石を用いた方法では鉄心の磁気的飽和のため約1.2[T](957.2[kA/m])以上から異常減衰起こってしまい、NdFeB焼結磁石等の高保磁力磁石の測定には向かない。

②パルス磁場-磁気余効
パルス磁場を用いた方法では、磁気余効の大きい永久磁石でB-H減磁曲線に不連続点が現れる。HcJが400kA/m以下のNdFeB及びSmCo系焼結永久磁石でその現象が著しい。

③大型磁石-渦電流
パルス磁場を用いた方法では、NdFeB磁石等の導電率が高い磁石で渦電流が発生する。そのため、表皮効果により磁束が表面に集まり磁石内部まで浸透しない。よって、大型の導電率の高い磁石の測定を正確に行うことが困難である。

BH装置の比較
BH装置の比較

高感度・高精度の測定を簡単操作で実現

振動型磁力計 VSM-1000

VSM-1000
  • 試料を一定振幅・周波数で振動させることで、小試料・高感度測定が可能
  • 積分ドリフトによる誤差がなく、高精度測定が可能
  • ロッドを電磁石外へ引き出せる、簡易な試料セット方式を採用
  • 多量・ロット測定向けの同条件設定スキップ機能対応
    個別測定データだけでなく、特性値比較・波形比較画像等を自動で保存

仕様一覧

型式 直流式 6700BH パルス式 PBH-1000
電源入力 AC100±10V 50/60Hz 30A 単相AC200±20V 50/60Hz 60A
最大印加磁界 1.59MA/m(20kOe) at Gap 7mm 9.57MA/m(120kOe)
磁界掃引速度※1 795kA/m/sec(1kOe/sec) 1.196MA/m/sec(15MOe/sec)
三角波 速度可変 パルスゼロ~最大迄 8m sec
励磁電源 直流20A, 60V パルス10kA(2500V, 1500μF)
測定時間※1 約1分以上 可変 約1~3分
測定磁石形状※2 円柱 直径, 高さ 各5~30mm程度 直径 3~10mm, 高さ 3~20mm程度
角柱 幅, 奥行, 高さ 各5~3mm程度 幅,奥行 各3~10mm, 高さ 3~20mm程度
繰り返し精度※3 J:±1%, H:1%
温度印加 なし 室温~200℃
主な測定項目 残留磁束密度:Br, 飽和磁気分極:Js, 保磁力:HcB, HcJ, 最大エネルギー積:BHmax, 配向度:Br/Js, 角型比:Hk/HcJ
外形寸法(mm) W750×D750×H1500 W1000×D1650×H1650
質量(kg) 約600 約1200
型式 超電導コイル式 SBH-1000 振動型磁力計 VSM-1000
電源入力 三相AC200±20V 50/60Hz 80A 三相AC200±20V 50/60Hz 30A
最大印加磁界 4.78MA/m(60kOe) 1.59MA/m(20kOe)
磁界掃引速度※1 159kA/m/sec(2kOe/sec) 795kA/m/sec(1kOe/sec)
三角波 三角波 速度可変
励磁電源 直流270A, 30V 直流50A, 100V
測定時間※1 約8分 約1分以上 可変
測定磁石形状※2 円柱 直径, 高さ 各2~30mm程度 直径, 高さ 各1~4mm程度
角柱 幅, 奥行, 高さ 各2~30mm程度 幅, 奥行, 高さ 各1~4mm程度
繰り返し精度※3 J:±1%, H:1%
温度印加 室温~200℃ なし
主な測定項目 残留磁束密度:Br, 飽和磁気分極:Js, 保磁力:HcB, HcJ, 最大エネルギー積:BHmax, 配向度:Br/Js, 角型比:Hk/HcJ
外形寸法(mm) W600×D1000×H2000 W1000×D800×H1500
質量(kg) 約1100 約900

※1 全象限測定・最大磁界設定時
※2 標準形状:直径10mm高さ7mm円柱
※3 同試料・同測定条件にて、Br, HcJで算出。試料寸法・特性により異なります。

永久磁石磁気特性測定方法比較
類似技術との比較

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