「距離減衰法」は、一定の交番磁界が発生しているコイルから被脱磁物を遠ざけることで脱磁を行います。
鉄芯にコイルを巻いた鉄芯型脱磁器。
コイルにより発生した磁束を鉄芯に集めると、鉄芯面から磁界が発生。プレート面に置いた、小・中型サイズの被脱磁物をプレートから離すことにより脱磁できます。
型式 | 脱磁力(AT) | 電源入力 | 外形寸法(mm) | 質量(kg) |
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LO-10 | AC2400AT AC3200AT |
単相 AC100V 6A AC200V 5A |
205(W)×205(D)×170(H) | 約22kg |
LO-20 | AC4200AT | 単相AC200V 18A | 400(W)×450(D)×307(H) | 約45kg |
LO-30 | AC8800AT | 三相AC200V 16A | 400(W)×450(D)×307(H) | 約55kg |
※脱磁力はいずれも50Hz環境での値です。
LO-10、LO-20
その函体内にU字型2極の鉄芯を備えており、プレート面上に、2極の強力な交番磁界を発生します。
LO-30
その函体内にU字型3極の鉄芯を備えており、プレート面上に、3極の強力な交番磁界を発生します。