CU-2 デジタルコントローラ
三相電源による新制御充電方式で消費電力が低減され、高速充電も可能になりました。特に消費電力が大きく、充電時間の長い大型着磁器に多く採用されています。
※パソコンを使用して着磁時の電圧、電流、フラックス量等のデータを管理
希土類系磁石の多極着磁用、大型ブロック磁石の着磁、大型サーボモータの着磁、希土類系PM型多極ステッピングモータ、希土類スピンドルモータ、VCM、ピックアップ
型式 | SX-1510 | SX-2510 |
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最大充電電圧(V) | 1500 | 2500 |
コンデンサ容量(µF) | 1000 | |
電源入力(V)※1 | 三相 AC200V、15A |
三相 AC200V、30A |
最大許容電流(kA) | 20 | 30 |
充電時間(秒)※2 | 2 | |
参考外形寸法(mm)※3 | 650×760×1200 | 750×800×1400 |
参考質量(kg) | 175 | 230 |
※1 輸出仕様や工場内電圧に対応可能
※2 生産量に応じた充電時間に対応可能
※3 外形寸法は、W×D×H:形状は設置スペースに応じた変更も可能(お問い合わせください)
着磁器の内部インピーダンスを極限まで低減し、効率良く着磁電流を出力し、電流減衰時間を最短にする回路構成です。一般的な着磁器を使用して連続着磁を行う場合、着磁ヨークの温度上昇による着磁ヨーク自体の破壊や、温度上昇により巻線抵抗が上昇し、着磁電流が低下することによる着磁不足が発生します。低インピーダンス型(Lタイプ)では着磁ヨークの熱発生量を従来の約1/5以下に抑制可能です。また、使用負荷に合わせた専用設定により、超低インピーダンス型(Rタイプ)の製作もできます。
充電電圧:100~2500(V)
コンデンサ容量:200~1000(µF)
200(µF)ステップで設定可能
最大許容電流:30(kA)
充電時間:2秒
<オプション>
三相電源を使用した、省電力で高速充電が可能な高性能制御ユニット
従来器の単相電源式と比べ、三相電源の使用により電源ラインの安定化と、省電力を実現。少ない消費電力で高速充電が可能になりました。
『CU-1』を大幅に機能強化!
外部インターフェース「RS-232C」に対応可
従来モデルに機能強化を図り、外部インターフェース 「RS-232C」に対応(オプション)。また着磁時の充電電圧値や放電電流値の合否判別信号等の通信が可能。弊社製の『データ取得システム』に接続することで、着磁条件等の全数管理が容易に。
80KHzインバーター制御で、高速充電かつ、安定した充電電圧を実現
(1)外部制御オプション
(2)「RS-232C」通信
● 着磁器用デジタルコントローラCU-2は着脱磁器・脱磁器にも使用できます